特殊清掃はどんなことまで対応できるの?
特殊清掃は通常のお掃除では対処しきれない状態の清掃を指します。
具体的には下記のようなケースです。
・孤独死により体液などが広がっているケース
・ペットの死骸の処理
・廃墟と化した建物の劣悪な環境
最近はお年寄りの1人住まいも多いため、亡くなってから数日経って、ようやく気付くというケースがあります。
そういったケースで床やフローリング、トイレ、浴室などが汚れてしまい、通常の清掃では対処しきれないケースを特殊清掃と呼びます。
また同様に、孤独死がきっかけで犬や猫などが餌も与えられずに餓死してしまうケースもあります。
そういった状況も放置されていると腐敗が進み、異臭が激しくなっています。
他には建物に数ヶ月、誰も住んでいない状況などで衛生面が保たれていないケース。
そういったところにはゴキブリなどの害虫が侵入して、朽ちた状況になっていることがあります。
こういったケースでは防護服や酸素ボンベマスクなどを着用し、万全の対策で掃除していきます。
感染症などのリスクもありますので、注意を払っての作業となります。
特殊清掃は一般の清掃とは異なりますので、専門家(特殊清掃士)が所属しているクリーニング業者に依頼するのがお勧めです。